新たな「大都市制度」の創設や「地方分権改革」の推進に取り組んでいます

各市長からのメッセージ

京都市長:門川 大作

  • 蹴鞠はじめ(下鴨神社)

  • 白象図(俵屋宗達筆)

  • 葵祭 斎王代

メッセージ

皆さん、こんにちは京都市長の門川大作です。

自治体間連携の推進

各政令指定都市がその周辺の基礎自治体としっかりと連携し、また政令指定都市として全国の基礎自治体と連携し、東京一極集中の是正、そして日本全体が元気で豊かになるように、そんな役割を共々に果たして行きたいと決意を新たにしております。

政令指定都市としても言いましても様々な都市がありますが、京都市は今も財政難に苦しんでおります。
そんな中で徹底して京都府との協調により二重行政を打破する。日本で最も効率的な行政を進めよう、例えば、動物愛護センターを一体化する、消防学校を一体化する。あらゆる施設を一体化し、あらゆる政策を融合していく、そんな取組を、全国のモデルになる取組を推進しております。

文化でつながる・文化で日本を元気にする

各都市がその歴史性、文化性、地域性を活かし、何よりも市民力を活かした新たな取組が大事であります。今、国において政府機関の移転等の課題が大きな政策となってきました。
京都では文化庁を京都に。数十年取り組んできました。京都の文化、それを支える伝統産業、これは全国とつながっております。
私は年中着物を着ております。日本で最も良い繭がとれるのは福島県の川俣であります。和食と言えば京都が聖地ですが、昆布だし、鰹だし、昆布も鰹も京都ではできません。そのように京都に伝わる日本の文化、これを支えるのは全国津々浦々の文化であり、伝統産業、地場産業であります。

今、東京一極集中が加速し、東京は効率化、経済優先、競争の原理。これも大事であります。世界と渡り合っていく、その為に東京の果たす役割も大事であります。
しかし文化は少し東京から距離を置いて、全国とつながって、千年の超える歴史とつながって、世界とつながって、同時に未来とつながっていく。こう言う文化庁を京都にとの要請。これを政府において決断いただきました。より一層、政令指定都市はもとより、全国の皆さんとつながって、文化で日本全体を元気にする、文化で世界から尊敬される日本に発展していく、そんな取組を進めて行きたいと思います。

観光立国・日本の未来のために

京都は今観光で世界から人気を集めております。
世界で最も影響力のある旅行雑誌と言われています「トラベル・アンド・レジャー」誌、ニューヨークで発行されています。2年連続で、大規模な読者アンケートの世界で最も行きたい都市、これが京都になりました。

しかし深刻な課題があります。これだけ観光で町がにぎわっていますが、京都市の税収は全くと言って良いほど増えていない。何故なのか。色々な要因はありますが最大の要因は観光で従事する方々の非正規率が非常に多い。観光で言えば宿泊施設と飲食であります。そこに働く人の非正規率は75%であります。観光で市民が豊かになっていない。観光で市民の方々の収入が増えていない。深刻な問題であります。

これは京都だけの問題ではない。観光立国、日本の先頭を走っている一つは京都であります。しかし、このままでは日本中が観光で元気になっても、国民が豊かにならない。こうした課題に、政令指定都市の皆さんと、観光事業者の皆さんと、市民の皆さんと真正面から取り組まなければ、私は日本の未来に責任を持てない。こうした事もしっかりと実態を把握しているのは政令指定都市であります。基礎自治体であります。そうした取組も皆さんと一緒になって取り組み、観光で伝統産業が元気になり、観光で市民が豊かな生活に、国民が豊かな生活になる。こうした事を目指して取り組んで行く。そうした事も、その先頭に立つのが京都市の役割であると思いますので皆さんと一緒に研究をしながら全力を投球して行きたいと思っています。

プロフィール

門川 大作(かどかわ だいさく)

生年月日:昭和25年11月23日生
主な略歴:
立命館大学二部法学部卒業
平成08年 京都市教育委員会事務局総務部長
平成11年 京都市教育委員会事務局教育次長
平成13年 京都市教育委員会委員・教育長
平成20年 京都市長(現在3期目)

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